ラオス珈琲を”SPECIALTY COFFEE”へ!

私たち『藍糸珈琲 aiito coffee』のラオス珈琲事業のはじまりは、ラオス北部のシェンクワン県という長閑な地域にいる一人の若手起業家Kham(カム)さんとの出会いからでした。

Khamさんは1995年生まれと若いながらも、ラオスの北部シェンクワン県の珈琲農園を管理・精製・販売する企業を設立した、若手起業家です。世界ではまだまだ品質の高いシングルオリジンのSPECIALITY COFFEEとして認識されていないラオスの珈琲を
「SPECIALITY COFFEEとして広めていきたい」
という想いから精力的に活動しています。

実は、日本のラオス珈琲の輸入量は、2020年の貿易統計のデータで50か国中11位と、かなり多くのラオス珈琲が輸入されています。しかし、その多くが南部のパクソンという地域で、大量生産を前提とした品種や農法で栽培された珈琲豆で、ブレンド珈琲やインスタント珈琲に使われ「ラオス産」とは認識されずに消費されています。

そのような中で、彼は、森林栽培、農薬・化学肥料不使用に徹底的にこだわるとともに、珈琲にとってベストな栽培方法から精製ノウハウを勉強しています。そして、実際に作業をする農家さんと自らも共に同じ目線で作業をすることで、そのノウハウを徹底的に伝えています。

そうすることで、北部の奥地の地域から、品質の高い珈琲豆を誕生させ、ラオスの珈琲業界に新しい風を吹かせています。

私たち『藍糸珈琲 aiito coffee』は、そんなKhamさんの想いに共感し、彼の珈琲を中心にラオス珈琲を「SPECIALITY COFFEE」として、日本に届ける活動を始めました。

                

藍糸珈琲 aiito coffee by siimee

藍糸珈琲の珈琲豆は、ラオス・シェンクワンの山に広がる森林で、他の多種多様な植物がひしめく中、それらと共存するように育てられています。その土の奥深くに流れる水脈は、様々な植物たちを結んでいます。

その水脈は、ラオスの伝統的な手仕事である藍染の糸を連想させます。

時代を超え、そして国境を越えて人々をつなぐ”糸”。

私たちの珈琲が、そんな”糸”となって海を渡り、ラオスと日本を結ぶことを願い、名づけた名前です。
運営はラオスの自然素材アパレルブランド siimee(シーミー)です。